○○○○○------------------------------------------------------- バベル翻訳大学院(USA) Alumni News Letter 第67号 2018年11月6日発行 このニューズレターは、バベル翻訳大学院(USA)のAlumni Serviceより、 院生・修了生の方々にお送りしております。 Alumni Associationのページをぜひご活用ください。 バベル翻訳大学院facebook バベルのWEBマガジン「The Professional Translator」 発行:毎月7日、22日 【ログインID:ご自身のメールアドレス】 【パスワード:0000】 --------------------------------------------------------○○○○○ <<<目次>>> 【1】 TPT 第208号から 注目記事 [巻頭言] 【2】 TPT 第208号から 注目記事 [Alumni編集室から] 【3】 日本翻訳協会からのお知らせ ==================================================== 【1】 TPT 第208号から 注目記事 [巻頭言] ==================================================== 「 翻訳書の出版で、プロフェッショナルとしてのブランディングを考える 」 BUPST バベル翻訳専門職大学院 学長 湯浅美代子 台風24号が日本列島を縦断し、すっかり秋の気配が色濃くなりました。彼岸花は 9月半ばには咲いていて、時の経つのは速いと感じます。台風一過、秋晴れは 素晴らしいですね。 ところで、折角翻訳者を目指すなら、やはり、翻訳書を出版したいですね。 ビジネス分野の翻訳は、翻訳市場の規模が大きいので、安定した収入が期待 できます。しかし、専門分野のビジネス関連文書の翻訳に集中してばかりいると、 たまには出版物の翻訳も手掛けたくなります。専門分野の関連書籍や、学術書、 大学の教科書などもありますし、出版物も多様なニーズがあります。 さらに、自分の専門分野に関する学習の継続、新智識、新研究事例の学習など、 自分の専門分野の翻訳技能を高めて行くためにも、関連書籍を読み、学習を継続して いくことが必要ですが、これを、自分の専門知識の向上、継続の為だけだと考えずに、 これから、この専門分野の翻訳に従事したい人々や、同時に専門知識を学習したい 人々の気持ちも共有することで、一石二鳥の作業となります。 従って、専門分野の翻訳者を目指すなら、翻訳書出版のことも視野に入れておく ことを勧めます。いわゆる文芸作品の翻訳者を目指す人だけが、翻訳書出版を実現 するだけではないのです。文芸分野の翻訳は、出版物としての作品が主になるため、 初めから翻訳出版を想定する事になりますが、返ってそのために翻訳の仕事が安定 しない、定期的な収入が期待できないなどのデメリットが想定されますが、それも、 どうでしょうか?いわゆる既成概念に捉われているのかもしれません。 ビジネス翻訳に従事する場合の既成概念=固定観念の内容と、文芸翻訳に 従事する場合の既成概念=固定観念とはちょうど裏腹の関係になっています。 このように、私達は既成の情報、過去の継続的な知識や先輩から教えられた 知識情報に囚われてしまいがちです。 …… ※続きはこちらから:http://e-trans.d2.r-cms.jp/kantou2/ ==================================================== 【2】 TPT 第208号から 注目記事 [Alumni編集室から] ==================================================== TOEIC英語資格の次は、 CAP ( Certified Administrative Professional ) 米国型マネージメント英語検定 バベル翻訳専門職大学院(USA) 副学長 堀田都茂樹 皆さまもご存知のように、世の中には、英語の運用能力を問う試験は以下のように 豊富です。 ・英検(実用英語技能検定) ・TOEIC(トーイック) ・TOEFL(トーフル) ・IELTS(アイエルツ) ・国連英検(国際連合公用語英語検定試験) ・日商ビジネス英語 ・ケンブリッジ英検 ・オックスフォード英検 等 しかし、これらはあくまでも英語の運用能力試験。言ってみれば‘英語を学ぶ資格試験’。 しかし、これからはそれに次いで、‘英語で学ぶ’資格試験が求められると確信します。 そこで、CAP(Certified Administrative Professional)をご紹介します。 https://www.iaap-hq.org/ CAP(Certified Administrative Professional)はアメリカ、カンザスシティに本部を 持つIAAP(International Association of Administrative Professionals)が 実施するオフィス プロフェッショナルを認定する国際資格です。 その認定に求められる能力は、マネジメント、ビジネスコミュニケーション会計、IT、 情報セキュリティ、そして高度な英語力というきわめて広範なビジネス能力です。 それはプレMBAとも称され、それ以上にバランスの取れた能力を証明するもので、 まさに国際ビジネスにかかわる者としてのEmployability(エンプロイアビリティ =企業が求める能力)を保証する資格です。 TOEICのハイスコアだけでは差をつけられない時代になりました。 机上の英語力ではなく、ビジネス実務に即した英語力の証明であるCAPこそが、 現代のビジネスパーソンの大きな武器となると思います。このアメリカの資格試験は、 高い英語力と共に、実践的なマネージメント力が証明でき、世界中のホールダーは 約10万人、世界中で通用する資格です。 CAP資格が求める能力(日本語) *オフィスコミュニケーション(Oral, Written)、ビジネスレター *人的ネットワーキング *会議の準備・議事録の作成 *ファイリング管理 *英文会計(P/L B/S) *マネージメント(経営理論、人事管理) *タイムマネジメント *デイシジョン・メイキング *IT知識(ソフト・ハード・システム) *データのセキュリティ管理 *人間工学 CAP資格が求める能力(英語) ●Organizational Communication Application of communication, management theories and leadership models Resolving conflict/ Networking /Team building& dynamics/Presentation/ Coaching Mentoring/Public speaking /Multicultural communication/ Work productivity/Legality ●Business Writing and Document Production Creating and distributing of correspondence, documents, reports/ Research and Analysis/Editing and Proofreading/Presentation Software /Charts and Graphs Web publishing /Creation of Minutes of meetings and Agenda ●Technology and Information Distribution IT knowledge (Software and Hardware) /Information distributing / Data utilization and visualization/Internet and SNS / Installation, maintenance, troubleshooting Backup/Compatibility of software/ Understanding of IT related legal issues ●Office and Records Management Understanding of ARMA Guidelines/Electronic and manual filing management/ Security for files/ Laws of record storage & confidentiality / Efficient and effective workplaces Inventory software/Virtual and traditional offices ●Event and Project Management Event and travel preparation/Planning of various business travels/ Knowledge of negotiating, budget review, bill explanation when organizing a project ●Operational Functions HR Related: Professionality and legality/Organizational policies and Procedures Recruitment, Staffing, Hiring/Diversity Training /HRM knowledge/Onboarding and Offboarding processes/ Performance Evaluation/Orientation Financial Related: Accounting terminology/creating, tracking, balancing a budget オフィス・ワーカーを対象としたこの資格は、昇格、あるいは管理職へのステップ・アップに役立ち、 多種多様な職種や職位を持つホルダーが世界中で活躍しています。 言い換えれば、CAP試験合格がもたらす成果としては、 ●仕事に生かせるビジネス英語力がつく → TOEIC等のスコアアップにも大きくつながります。 ●広範囲な米国型マネージメント知識を習得することにより、特に外資系では昇進、異動などに有利 → 英語のミーティングやプロジェクトに自信を持って参加することができます。 ●様々な英語のマネージメントノウハウが要求される場面で、英語でリーダーシップを発揮できます。 最後に資格試験の基本情報を載せておきましょう。 ・試験日 年2回 3月と9月 ・会場 IAAPの指定の受験会場(世界各国にあります) ・試験形式 CBT( Computer-based Testing )方式、四肢選択 ・試験時間 3時間半、約300問 ・受験料 560ドル(IAAP会員は375ドル)*IAAP年会費175ドル ・受験資格 学位とビジネス実務実績が必要 (高卒:2年以上、短大卒:3年以上、学位なし:4年以上) *高卒でも受験資格はあります。合格後、実務を積んで正式認定 現在、本誌の特集でCAPの連載を行っています。 http://e-trans.d2.r-cms.jp/ また、バベルユニバーシティでは、以下のように受験準備コースを設けております。 詳細はお問合せください。 http://babel-edu.jp/cap/ ※全文はこちらから:http://e-trans.d2.r-cms.jp/alumni2/ ==================================================== 【3】日本翻訳協会からのお知らせ ==================================================== 一般社団法人 日本翻訳協会 試験のご案内 ==================================== ☆★☆日本翻訳協会の認定校のバベル翻訳大学院USA 修了生の方は 2018年11月実施の各試験を受験料\3,000にて受験頂けます!! ☆★☆ (一般受験料:\5,400から) *試験のお申し込みの際には必ず、 バベル翻訳大学院(USA)の「修了年度と専攻」を受験申請書の 「備考」欄に記載して下さい。 ==================================== <2018年11月17日実施> 1.第30回JTA公認 翻訳プロジェクト・マネージャー資格基礎試験 実施日:2018年11月17日(土)10:00~13:00(日本時間) 締切り:2018年11月13日(火)(日本時間) 詳細・お申込は、当協会ホームページから http://www.jta-net.or.jp/about_pro_exam_tpm.html 2.「出版翻訳能力検定試験」 実施日:2018年11月17日(土)10:00~13:00(日本時間) 締切り:2018年11月13日(火)(日本時間) 1) 第22回 絵本翻訳能力検定試験 2) 第19回 スピリチュアル翻訳能力検定試験 詳細・お申込は、当協会ホームページから http://www.jta-net.or.jp/about_publication_exam.html 3.ビジネス翻訳能力検定試験 実施日:2018年11月17日(土)10:00~12:00(日本時間) 締切り:2018年11月13日(日本時間) 1) 第28回 IR・金融翻訳能力検定試験(英日・日英) 2) 第32回 リーガル翻訳能力検定試験(英日・日英) 詳細・お申込は、当協会ホームページから http://www.jta-net.or.jp/about_business_exam-2.html ==================================================== 2018年11月6日発行 バベル翻訳大学院(USA) Alumni Service このご案内はBABEL UNIVERSITYから配信しております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 発行元:Babel University Professional School of Translation Home Page:http://www.babel.edu 無断での転載・複写を禁止します。 Copyright(c) 2018 Babel Corporation All rights reserved. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 当大学院からのご案内の配信停止をご希望の方は、下記フォームをご利用ください。 https://www.babel.co.jp/form/stp2.html ※掲載されている記事の無断複写・転載を禁止します。