第69号 世界の翻訳図書館を創造する―多言語の翻訳図書館は、 イメージするだけでもワクワクします!


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バベル翻訳大学院(USA) Alumni News Letter 
第69号  2018年12月18日発行

このニューズレターは、バベル翻訳大学院(USA)のAlumni Serviceより、
院生・修了生の方々にお送りしております。

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発行:毎月7日、22日
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<<<目次>>>
【1】 TPT 第210号から 注目記事 [巻頭言]
【2】 TPT 第210号から 注目記事 [Alumni編集室から]
【3】 日本翻訳協会からのお知らせ

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【1】 TPT 第210号から 注目記事 [巻頭言]
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【 世界の翻訳図書館を創造する―多言語の翻訳図書館は、 イメージするだけでもワクワクします!】
 BUPST バベル翻訳専門職大学院 学長 湯浅美代子
 図書館はお好きですか?と言われても、普段はあまりなじみがないかもしれません。
というのも、現代は、様々な書物が誰でも手の届く価格で出版されており、読書好きの方なら、
結構自宅が図書館化しているかもしれませんね。

 ところで、図書館といえば「BABEL」というつながりはご承知でしょうか?いわゆる
「バベルの塔」の個所でも、バベルは言語、言葉との関係がとても深いと言えます。
そうであるからこそ、翻訳事業を営む会社名に「バベル」と名付けたわけですが。

 私達人間は【様々なコミュニケーションを行う道具=言葉としての言語体系】を持って
いるわけですが、人間ばかりでなく、犬や猫などの動物、鳥類、魚類、虫類、時には
草花や樹木さえ、コミュニケーションを行っています。そればかりか、微生物、菌類、
などなど、生命活動を行っているものは全て、コミュニケーションを行い、同類相互に
通じ合う独自の言語体系を持っています。つまり、生命活動とは、コミュニケーション
(=翻訳)である、と言えるのです。

 しかし、人間の「言葉」で「バベルの塔の崩壊以降」に盛んに使用されて発達して
きた諸言語は、互いに通じ合わなくさせられた影響下にあります。その、通じ合わ
なくなった言語を「翻訳」によって通じ合うようにしようとなったのは、まさに
「バベルの塔の崩壊」時点にその萌芽を見いだせると思います。それは、何よりも
「意志を通じ合わせたい」という思い(=コミュニケーションをする)は、極めて
原初的動機であり、人間ばかりでなく、全ての生命の活動の基本であるからだと
思います。

 生命は、生命としての活動の基本に相互に知り合いたい!という基本的欲求を
持っていることが分かりますが、それは何故だろう?と疑問が湧きますね。誰でも
子供の頃、とりわけ2,3歳になると、それは何?どうして羽があるの?とか、
どうしてはだしで歩いちゃダメなの?とか、何でも、何を見ても「なぜ?」
「どうして?」と質問攻めになることを体験されたのではないかと思います。 ……

	※続きはこちらから:http://e-trans.d2.r-cms.jp/kantou2/

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【2】 TPT 第210号から 注目記事 [Alumni編集室から]
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訴えられたハーバード大学にみる、入試のフェアネス 
 バベル翻訳専門職大学院(USA)  副学長 堀田都茂樹
 
今回は、大学入試制度の日米比較を考えてみましょう。

今、アメリカでは、大学入試に関する注目の裁判が迫っています。名門ハーバード大学が
訴えられ係争中の案件で、入試審査で人種的偏見によりアジア系アメリカ人を不合格と
したとして訴えられ、まもなく法廷審理に入ることになっているようです。

米ハーバード大学に不合格になったアジア系米国人たちが、同大学に対して不当に
差別された結果入学できなかった、として訴訟を起こしたというのです。

学生たちの訴えによれば、ハーバード大学では、アジア系米国人の合格者数が多すぎない
ように操作していたと言うのです。この訴えには、米司法省が、一定の指示を表明した
ことで、今後の展開が学生に有利に働く可能性も出てきたと言います。

ニューヨークタイムズによれば、少数民族を入学させて「多様性」を実現するという
ハーバード大学のポリシーに在る所謂「少数民族」に、アフリカ系アメリカ人や先住民や
ラテン系は入っていても、アジア系が入っていなかったというのが訴訟の理由だそうです。
このような意図的な人種排除は憲法違反であるとしています。
また、民事訴訟とは別に、法務省がこの件で捜査に乗り出したという報道もあるようです。

この問題を考える前に、日米の入試制度の違いを考えてみましょう。

そもそも、アメリカの大学入試は入学審査であって、日本と違って、所謂入学試験では
ないということです。では、何で審査するかというと、全国学力テストに相当するSATや
ACTという試験のスコアと、高校の成績、課外活動、スポーツや音楽などの実績、
ボランティア活動、そして小論文がその対象です。

しかし、それぞれの審査に、一定のルールがあるわけでもなく、いわば「ブラックボックス」と
言えます。インターハイ出場と地元のボランティア活動と、どちらのほうが受験に有利かと
聞かれても、大学側は絶対に答えてはくれないと言うことです。

入学希望者は、高校の宿題と期末試験の勉強に精を出しオールAをめざすことは
もちろん、SATも何度でも受けスコアアップに精を出すことになります。それだけでなく、
小論文の練習予備校に入り、気に入られると思われる作文を作成する力を養成
するのに必死になると言います。

また、入学申込用紙に、奨学金を希望するかしないかという質問欄がありますが、
これにどう記入をするかは更に悩みどころのようです。

こうした事情を考慮すると、今回のお粗末な東京医科大学の不正入試を例外と
すれば、日本の受験システム(一部のAO入試を除く)は、公平な一発勝負、
フェアゲームと言えそうですが。

しかし、ハーバード大学は、大学は多様性をもった人材を確保することも重要だとして、
単にGPAやSATの成績だけでは合否判定をしない、ということを主義にしていると
反論しているようです。

ハーバード大学の「多様性を確保したい」という主張の根本にある、性別、人種、
出身地などで、少数派を優遇(アファーマティブ・アクション)することには明確な
主張があります。

アファーマティブ・アクションは端的に言ってみれば、黒人やヒスパニックの人たちに、
たとえ点数を水増ししてでも、合格させ、昇進でも優遇しようという考え方です。

家庭環境や高校までの環境に恵まれないマイノリティの場合、SATの成績が悪くても、
潜在能力は高いかもしれないと想定します。かれらの不遇を断ち切るには、かれらを
良い教育環境に置く、会社の昇進も優遇することで、所得を上げる、これにより、
次世代のロール・モデルを作ることが重要だ、という考え方です。すなわち、
アファーマティブ・アクションとは、「悪循環の鎖」を断ち切る手段として正当化
されてきたわけです。

とすると、悪く言えば恣意的なようですが、ここに大学としての主体性が在ると
いっても良いのではないかという気がします。

とは言っても、現在のアイビーリーグでは、超富裕層の子弟が尊重され、
入学しやすく、実際には1%の富裕層からの子弟が全体全体の5割になる
こともあると言われます。また、学費はべらぼうに高く、特に、ハーバードをはじめと
するアメリカの一流大学はある種の学歴社会の歴史の上に成り立っているので、
留学生は、伝統的なインナーサークルには入れないし、学校生活で孤立する
事例もあると言います。これこそ問題にすべきと考えます。

こうした体質は主体性以前に問題にされなくてはならないと思います。

いずれにせよ、ハーバード大学は、今回の訴訟では、このブラックボックスの
開示を「企業秘密」だとして徹底的に拒否しているようですが、担当裁判長が、
裁判の評議に不可欠だとして開示命令を出したときには、ハーバードの権威失墜、
米国の大学入学審査システムは一気に変わる可能性があるのかもしれません。

	※全文はこちらから:http://e-trans.d2.r-cms.jp/alumni2/

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【3】日本翻訳協会からのお知らせ
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一般社団法人 日本翻訳協会  試験のご案内
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☆★☆日本翻訳協会の認定校のバベル翻訳大学院USA 修了生の方は
   2019年1月実施の各試験を受験料\3,000にて受験頂けます!! ☆★☆
(一般受験料:\5,400から)

*試験のお申し込みの際には必ず、
バベル翻訳大学院(USA)の「修了年度と専攻」を受験申請書の
「備考」欄に記載して下さい。
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<2019年1月19日実施>

1.「出版翻訳能力検定試験」
実施日:2019年1月19日(土)10:00~13:00(日本時間)
締切り:2019年1月15日(火)(日本時間)
1) 第21回 ヤングアダルト・児童書翻訳能力検定試験 
2) 第20回 エンターテインメント小説翻訳能力検定試験
詳細・お申込は、当協会ホームページから 
	http://www.jta-net.or.jp/about_publication_exam.html
 
2.ビジネス翻訳能力検定試験
実施日:2019年1月19日(土)10:00~12:00(日本時間)
締切り:2019年1月15日(日本時間)
1) 第29回 IR・金融翻訳能力検定試験(英日・日英)
2) 第33回 リーガル翻訳能力検定試験(英日・日英)
詳細・お申込は、当協会ホームページから 
	http://www.jta-net.or.jp/about_business_exam-2.html

3.第16回 翻訳プロジェクト・マネージャー資格上級試験
実施日:2019年1月19日(土)10:00~11:30(日本時間)
締切り:2019年1月15日(日本時間)
	http://www.jta-net.or.jp/about_pro_exam_tpm_2.html

4.第18回フランス語翻訳能力検定試験
◆ノンフィクション分野
実施日:2019年1月19日(土)10:00~13:00(日本時間)
締切り:2019年1月15日(火)(日本時間)
詳細・お申込は、当協会ホームページから 
	http://www.jta-net.or.jp/about_french_translation_exam.html


5.第18回 ドイツ語翻訳能力検定試験
◆ノンフィクション分野
実施日:2019年1月19日(土)10:00~13:00(日本時間)
締切り:2019年1月15日(火)(日本時間)
詳細・お申込は、当協会ホームページから 
	http://www.jta-net.or.jp/about_german_translation_exam.html

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2018年12月18日発行 バベル翻訳大学院(USA) Alumni Service


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